2013/01/14

ASUS PadFone 2 のIGZO表記訂正について考えてみた

注)かなり穿った見方してます。

あるフォロワーさんから、「PadFone 2の液晶はIGZOではありません。」「IGZOって書いてるサイトはASUSから指摘受けてるみたい。」という話を聞いて、ざっくりと調べてみました。

まず、ASUS PadFone 2の記事で、ASUSからの指摘を受けて訂正したサイトを探してみました。
ワタシの検索能力ではこれくらい。

で、ASUSの製品サイトでは以下のように表記されています。

ASUS 日本語サイト

ASUS 英語サイト
確かに「IGZO」という単語は出て来ません。ここまでだと、「やっぱりIGZO液晶じゃないんじゃん」となるでしょう。

この表記は以前から知っていました。これに国内外のデジタルガジェット系メディアでの紹介記事などで「ASUS PadFone 2 の液晶はSHARPのIGZO技術を使用している」と紹介されていたため、ASUS PadFone 2はSHARPのIGZO技術を使っている初のスマートフォンで、非常に高精細な液晶ディスプレイを持っている、と考えていました。

実際、メディアではこのように紹介されています。
やっぱり「SHAPR製IGZO」を使ってるって書いてある、でもやっぱりメディアの誤報かも・・・と考えて、もうちょっと調べてたら、ASUSが2012/10/16にMilanで開いたPadFone 2のプレスカンファレンス動画で、しっかり出てました。




Press Conferenceでしっかりと出してますね。「SHARP IGZO」って。

んで、調べているうちに見つかったことがもう一つ。日本国内で「IGZO」はSHAPRの登録商標になっているということ。(商標登録第5451821)

んで、ここまで調べた所で勝手に結論。

ASUS PadFone 2の液晶は『Super IPS+ (SHARP IGZO搭載)液晶』である。 
※ただし、日本国内でIGZOの商標権はSHARPにあるので、ASUSはSHARPの許可なしに『IGZO』の名称を使用しないこと

となったのではないかと。

まぁ、3時間かそこら調べただけなので、日本向けASUS PadFone 2は本当に「(SHARP)IGZO」を使っていないのかもしれないです。でも、いくらローカライズとはいえ液晶を変えるなんてことはまず無いと思うので・・・どうでしょ?