2016/12/24

[Xperia Z5 compact] 6.0.1にアップデート & root化

 どうにも Z5 compact (E5823) にOTAアップデートが降って来る気配がないので、flashtoolで手動でROMアップデートしました。
 最初はSONY謹製Flashtoolで焼こうとしたのですが、ユーザー登録を求められ、適当に登録したものの承認メールが来ず・・・従来のflashtoolを使ってアップデートしました。

   端末型番 : E5823
   旧ROM : 32.1.A.1.163 (6.0)
   新ROM : 32.2.A.5.11 (6.0.1) Customized UK

 アップデートしたらこんな感じです。


 アップデートして端末情報を見た時、「認証」という文字が見えたのでなにげに覗いてみたところ、日本の技適のマークが入っているじゃぁないですか。UKなのに。UKなのに。

 シャッター音とスクリーンショット音についてですが、これはSIMによって国判定をして音を消せるか消せないかが決まるようです。ということで、SIM無しのときはバイブレーションモードかサイレントモードであれば、スクリーンショットやカメラで撮るときに音がしませんが、DMM. comのSIMを挿したところ、音が出るようになりました・・・

 通信ですが、試しにDMM.comのnano SIMを挿してみたところ、APNの初期登録はされていませんでしたが、手動で設定したところ、通話とデータ通信ともにつながりました。データ通信は当初3Gでしたが、#*#*4636*#*# で優先ネットワークを「LTE/GSM/CDMA auto (PRL)」にしてリブートしたところ、LTEで接続できるようになりました。



で、ROMバージョンアップをしたらrootを取りたくなってきますよね?なりませんか?そうですか・・・でもrootを取っちゃいます。root を取ることによるトラブルは各自でお願いします。

自己責任!何があっても自己責任!他人に泣きつく可能性がある人はやらないこと!

かなり試行錯誤しましたが、最終的にrootを取ることはできましたー。私の成功した手順なんで、あくまで参考までに。

参考にしたのはこのサイト。
Update Xperia Z5 Compact to Android 6.0.1 Marshmallow with CyanogenMod 13 ROM

まずは必要なファイルをダウンロードします。
Z5C_AndroPlusKernel_v31
TWRP3.0.0.0 (mega)
SuperSU_V2.79

手順ですが、ザックリと次のようになります。
1) ftf焼き焼き
2) adbが使えるようにする
3) bootloader に入る
4) Z5C_AndroPlusKernel_v31 の boot.img を boot 領域に焼く
5) TWRP-3.0-MM-E5823 の recovery.img を recovery 領域に焼く
6) リブートして、正常に起動することを確認する
7) recovery に入る
8) TWRP で SuperSUを焼く
9) system にリブートする
10) 時間がちょっとかかるので待つ。Xperiaロゴからリブートがかかるけど焦らない。
11) 起動後、SuperSUを実行する。
12) root化完了。 RootChecker などで確認する。

で、この通り、root が取れました。


さて、rootを取りましたが、今時rootをとってもあまり用途がないんですよね・・・フォント変更ぐらい? あ、カメラを無音化することは出来ますね。
こんな感じです。

では。